10月5日(日)恒例の松帆神社例大祭を斎行いたしました!

去る10月5日(日)に恒例の松帆神社例大祭(秋祭り)を執り行い、重要美術品の社宝・名刀「菊一文字」の一般公開も実施いたしました。

本例大祭にあたっては、氏子地域や神社にゆかりのある企業・個人の皆様方にご奉賛をいただいた事を改めて御礼申し上げます。

また、祭礼準備にあたっては氏子地域の各町内会のお役の皆様にもご尽力いただきましたこと、心より感謝申し上げます。

 

今年令和7年は例大祭前日の土曜日から雨模様となり、当日も従来通り斎行されるか危惧される状況でした。例大祭の本殿神事が執り行われた11時頃にはまとまった雨も降り、祭りの華である布団太鼓の宮入りの実施も危ういかと思われましたが、大神様のご配慮あってか雨は昼前には止み、無事に全ての例大祭行事を執り行う事が出来ました。

<10月5 日(日)当日の行事紹介>

◆10時~16時 名刀「菊一文字」一般公開(宝物殿にて)

 

年1回の菊一文字一般公開という事もあり、当日は9時半頃より雨の中宝物殿前でお待ちになっている方もいらっしゃいました。年々島外から菊一文字を見に来られる方が増えており大変有難い限りですが、今年は外国人観光客の方も多くいらしたようです。

◆11時頃~ 露店出店

祭りには欠かせない子供達の最大の楽しみの一つが様々な露店ですが、島内各地で同時に秋祭りが行われ大変多忙な中ご出店をいただいて祭りに華を添えていただきました。

 

◆11時 例大祭神事

11時よりの神事には、淡路市 戸田市長をはじめ、原テツアキ県会議員、淡路市議会議員の先生方を含め多数の来賓にお越しいただき、神社役員・氏子総代各位も列席の上厳粛に執り行いました。また、大きな祭礼時に参加いただく東浦中3年生の巫女さんお二人による神楽奉奏も大変見事でした。

 

◆13時~ 布団太鼓(ふとんだいこ・淡路のだんじり)宮入り

①仮屋保育所こども太鼓

毎年欠かさずご参加いただいている仮屋保育所の年長組の皆さんが、今年も元気に宮入りと囃子歌を奉納して下さいました!

可愛さだけでなく、精一杯元気よくこども太鼓の練り込み行い、皆で練習してきてくれた囃し歌を懸命に歌う様子は、親御さんだけではなく見る人全てを笑顔にする不思議な力があるようです!

 

 

②畠田在こども会こども太鼓

松帆神社のお膝元の畠田在町内会からも三年連続で参加をいただきました。

600戸を超えるマンモス町内会ゆえに町内会住民間の絆づくりに取組まれており、その一環としてこども太鼓の宮入りを企画され、今年も小学生や保育所年代の子供達を募られての元気な宮入りとなりました。

 

③谷町内会 布団太鼓

雨も上がり徐々に天候も回復する中、祭りの華である谷町内会の布団太鼓が迫力の宮入りを奉納して下さいました!

一旦神社の鳥居を出て御神前に向けて進みながら神社境内ところ狭しと練りを披露していただき、「チョーサジャ」の掛け声、そして太鼓を差し上げる際の「サッセーサッセーチョーサ!」の掛け声が響き祭りの熱気も最高潮となりました。

当日は湿度が高く、想像以上に体力が奪われる中で最後の最後まで全力を尽くしての宮入りが終わると自然に観客からねぎらいの拍手が送られていました。

 

 

 

 

◆14時半~ 餅撒き

例年餅撒きには多くの方が集まられますが、今年も雨がちの天気にも関わらず大勢の方が来られました。

例大祭のおさがりとして餅と共に氏神様の御神徳をいただこうと先を争って餅を集めておられましたが、お子様を中心に怪我がないよう安全対策に注力しましたので、無事終える事ができ何よりでした。

 

◆15時~ 神輿渡御(神幸祭)

例大祭を締めくくる神幸祭を国道28号線脇の御旅所にて執り行いました。御神体を奉安した神輿を担ぐのは初老(数え42歳の大厄)及び還暦(数え61歳の厄年)の方々です。この頃には雲間から薄日も差し、少々暑い程の天候となりました。

 

以上が簡単ではありますが本年令和7年の松帆神社例大祭のダイジェストになります。

来年も例大祭を盛大に執り行えるよう神職・神社役員共々頑張って参りますので、氏子の皆様・奉賛企業の皆様におかれましては引き続きご支援のほど何卒よろしくお願いいたします。

2025年10月10日